〔032〕七ツ釜五段の滝

2011年06月05日


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山梨県山梨市三富川浦
ウィキペデアより
 西沢渓谷は滝や淵が連続して続く渓谷でトレッキングコースが整備され、比較的軽装でもその素晴らしさを堪能することが出来、特に秋の紅葉は見事なので人気がある。 コース最奥部には、七ツ釜五段ノ滝やシャクナゲの群落がある。 トレッキングコースは危険防止の為、反時計回りの一方通行が推奨されており、最奥部からの折り返しは渓谷の右岸上方に残る森林鉄道跡(レールが残っている)の緩やかな道を辿り西沢渓谷の入口に戻る。
Road Map :中央道を甲府昭和ICで下りてR140を広瀬ダムに向かう。
Route Map:市営駐車場から遊歩道に入り、七ツ釜五段の滝までを往復する。
日本の滝百選』  西沢渓谷最奥部の七ツ釜五段の滝は結構遠かったが、その途中にも見所は沢山あり。
コースタイム:2時間31分(七ツ釜五段の滝往復)
往路:1時間20分復路:1時間11分
この階段の登りの途中から ”大久保の滝”が望めたが
遠景であり、樹木が茂りよく見えなかった。
不覚にも大型バスから下りて来た50名程の団体に先を越されてしまった。平地なので歩くスピードがそう変わらず、全員を抜くのに時間を要した。
これが渓谷内でなく良かったの感じ。
西沢渓谷の入口には二つの駐車場があるが、どちらも満車で車を停めることが出来なかった。 歩いて5分程の所にも市営のやたら広い無料駐車場があったので、そこに車を停める。
山ガールならぬ渓谷ガールの後ろを抜かすのは勿体無いのでしばし付いて行く。
散策道入口から直ぐの所にあった ”なれいの滝”は滝までの
距離が遠く、樹木で良く見えない。 この滝以後はしばらく見所は無しとなる。
平坦な散策道を歩くこと21分で休業中の ”西沢山荘”に着く。
この辺りまではアプローチで何の見所も無かった。
なんと、甲武信ヶ岳への登山口があった。 下山して来るハイカーも多い。
次回はここから甲武信ヶ岳に登ってみたい。
この吊橋を渡る時に団体さんが居なくて良かったの感じ。
団体さんが先行していれば長く待たされたと思う。
よく揺れる ”二俣吊橋”を渡ると、
いよいよ渓谷感が増して来る。
吊橋の上から凄い山容の山が見えた。 吊橋を渡ると ”鶏冠山”への
登山口があった。 甲武信ヶ岳に続いて鶏冠山にも登りたくなってきた。
展望所から見た ”三重の滝”
”三重の滝”周辺の渓谷は綺麗で迫力があった。
滝への展望所があり、先端まで行ってみる。
”三重の滝”の上流側の水が綺麗な釜。
薄曇でもこのコバルトブルーなので晴天ならどれだけ綺麗なのだろう。
”三重の滝”から更に上流側の沢。
綺麗な沢沿いに歩いて行く。
とても ”フグ”には見えず、これは大したことなかった。
取って付けた様な名前はどうでもよいが、渓谷美は素晴らしい。
”ウナギの寝床”の上流側。
肉眼でははっきりと判る人面が見えていた。
ズームで見ると、こんな感じの人。
”人面洞”は人面だけではなく、釜、滝としても素晴らしかった。
西沢渓谷は復路はトロッコ道を歩くことを指定しており、こんな狭いトラバース路ではすれ違いが困難なので、
周回コースを勧めている様だ。 俺は往復共この道を通りたいし、トロッコ道は歩きたくない。
綺麗な大きな滝が次々と現れ、滝好きなら退屈することはない。
カメラマンが集まる ”貞泉の滝”に着く。
カメラマンの中に割り込んで撮った ”貞泉の滝”
”貞泉の滝”の大きな釜を滝口側から見る。
名前は付いていないが綺麗な沢が続く。
沢縁を歩く道は小さな渡渉も多く、しっかりした靴が必要。
奥の窪みが甌穴なのだろうか、良く判らなかったが雄大で綺麗だ。
無理やり ”カエル君”に見えなくもないが・・・
”七ツ釜五段の滝”手前では大規模な橋の
架け替え工事をしていた。
1時間20分にて ”七ツ釜五段の滝”に着く。
日本の滝百選に入っている滝はどれも素晴らしいが、この五段に落ちる滝も素晴らしかった。
ほとんどのハイカーは ”七ツ釜五段の滝”を見てから更に進み、旧林道軌跡(トロッコ道)に向かって行ったが、トロッコ道なんて距離が長く淡々と歩くだけなのが想像出来るので、俺はここから引き返し、沢、滝を再び堪能しながら戻ることにした。 途中、すれ違い困難な個所もあったが、復路優先(?)で強引に進んでしまう。 幸い50名の団体さんはお昼休憩で河原で飯を食っていた。
GPSのデータでは累積標高差 1,155mとなっていたが、歩いた感じではそんな標高差では無かったので渓谷を歩いている為に電波を巧く拾えずにエラーが多発した集積だと思う。
06/04 06/04 06/05 06/05
茅ヶ岳 国師ヶ岳 乾徳山 西沢渓谷
'11年度の中部の山遠征
西沢渓谷
ななつがまごだんのたき
金属性の仮設階段を下りて、対岸の仮設階段を登り返す。
     残念ながら五段の滝を一望出来る展望地が無かった。